ミツロウ(蜜蝋)は、ミツバチから採れる動物性の天然ワックスです。
ミツロウ(蜜蝋)は、保湿性に優れ、クリームや乳液などの基材としてご使用いただけます。
その歴史は古く、古代ローマ時代からクリームやキャンドルの原料として使われていたほど。
ミツロウ(蜜蝋)は、ミツバチの巣を構成する蝋。
働きバチの腹部の腹面に対を成して存在する蝋腺から分泌されたもので、主成分はパルミチン酸ミリシルの天然のロウ(固形ワックス)です。
エステルが主成分で、熱を加えると溶けるので、手作りクリーム、リップクリーム、メイクアップのベースとして、またネイルパックやキャンドル素地などの基材になります。
ミツロウ(蜜蝋)は、湯煎にして溶ける温度が60度~70度で、加工性がよく、皮膚を柔軟にし、保湿・抗菌作用があります。
ミツロウ(蜜蝋)は、医薬品としても、切り傷ややけど、腫れ物の処置としても使われています。